2006年4月以降11/07現在でWindows UpdateにはMS06-013からMS06-065まで53件のセキュリティ更新プログラムがあります。
同じ期間でセキュリティ更新プログラムリリースまでに悪用が開始された所謂ゼロディアタック、またはその可能性が極めて高いためにマイクロソフトが回避策などを公表したアドバイザリは12件あり、この内10件がゼロディアタック、残り2件は検証用コードが一般に公開されるなど、その脆弱性を悪用た攻撃の可能性が高かったものです。
単純計算では約8割はWindows Update さえちゃんとやっていれば危険に曝されることは無いと言うことになりますが、ここでは残り2割の「マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ」を見ていくことにします。と言ってもセキュリティホールの技術的内容を読んでも私には何のことだか解りませんのでどういう状態であったら「問題が緩和」あるいは「回避」出来たのかに絞ります。
そうすると「問題を緩和する要素」「回避策」に書かれていることはほんの数パターンの繰り返しであることに気がつきます。
以下にその12件のサマリとリンクを出しておきます。尚、「マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ」はその件に関するパッチがリリースされた時点でそのパッチ詳細情報へのリンクに変わります。まだパッチが出ていないのは直近2件だけです。
「問題を緩和する要素:Web 問題を緩和する要素: 制限付きサイトゾーン 回避策:Web」の様に書いた部分が先の「ほんの数パターン」と言う部分です。それについては最後にまとめて個々にはリンクを貼っておきますが、実際に「マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ」のリンク先で実物を見比べて頂くとより理解できると思います。
アドバイザリ12件のサマリ
XML コアサービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される 2006/11/04
ゼロディアタック
対象はMicrosoft XML Core Services 4.0をインストールしている人だけのようです。
問題を緩和する要素:Web 問題を緩和する要素: 制限付きサイトゾーン
回避策:Web
Visual Studio 2005 の脆弱性により、リモートでコードが実行される
公開日: 2006年11月1日
検証用コード
検証用コードが一般に公開されていることを認識しており、この報告された脆弱性を悪用しようとする限定的な攻撃の可能性を認識
問題を緩和する要素:Web 問題を緩和する要素: 制限付きサイトゾーン
回避策:Web
もうひとつの問題を緩和する要素は余計なことをしていなければ大丈夫と言うことでしょうか?
既定で、この ActiveX コントロールは Internet Explorer 7 の ActiveX に対する既定の許可リストに含まれていません。ActiveX のオプトイン機能を使用して、このコントロールを実行することを明示的に許可したお客様のみが、脆弱性の悪用の影響を受ける可能性があります。
Visual Studio 2005をお持ちの方は確認された方が良いかと。
Windows シェルの脆弱性により、リモートでコードが実行される
公開日: 2006年9月29日
ゼロディアタック
2006/10/03: アドバイザリを更新し、限定的な攻撃を行うために、この脆弱性の悪用が試行された Web サイトを確認
雑感:「WebViewFolderIcon ActiveXの脆弱性」 の件
Windows Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される (923191)(MS06-057) 公開日: 2006年10月11日
問題を緩和する要素:Web 回避策:Web
Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される
公開日: 2006年9月28日
ゼロディアタック
PowerPointを狙ったゼロデイ攻撃は「スピア攻撃」の可能性大 2006.09.28
Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される (924163) (MS06-058)
公開日: 2006年10月11日
問題を緩和する要素:Office系 回避策 - Office系
「緊急」であるのはOffice2000の場合だけです。
Vector Markup Language の脆弱性により、リモートでコードが実行される
公開日: 2006年9月20日 悪用
ゼロディアタック
5867: ゼロデイ:Microsoft Internet ExplorerにおけるVMLコード実行の脆弱性を悪用したウイルス 投稿: 2006 9/20 (水) 00:01
スパイウェア、ボット、ルートキット……各種マルウェアの蔓延を許したIEのセキュリティホール 2006.09.20
Vector Markup Language の脆弱性により、リモートでコードが実行される (925486) (MS06-055)
公開日: 2006年9月27日
問題を緩和する要素:Web 問題を緩和する要素: 制限付きサイトゾーン
問題を緩和する要素:テキスト表示
回避策:Web 回避策 - テキスト表示
Microsoft DirectAnimation パスの ActiveX コントロールの脆弱性により、リモートでコードが実行される 公開日: 2006年9月15日 攻撃も認識
ゼロディアタック
IEにパッチ未公開のセキュリティ・ホール,検証コードも公表 2006/09/14
2006/09/28: このアドバイザリを更新し、この脆弱性を悪用しようとする限定的な攻撃についてお知らせしました。
問題を緩和する要素:Web 問題を緩和する要素: 制限付きサイトゾーン
回避策:Web
Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される 公開日: 2006年9月7日
Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (924554) (MS06-060) 公開日: 2006年10月11日
ゼロディアタック
CVE-2006-4534は脆弱性悪用
この脆弱性は一般に知られていました。この脆弱性が悪用されたという報告を受けていました。
問題を緩和する要素:Office系 回避策 - Office系
「緊急」であるのはOffice2000の場合だけです。
HTTP1.1 プロトコルと圧縮を使用する長い URL のサイトにより、Internet Explorer 6 Service Pack 1 が予期せず終了する
公開日: 2006年8月23日 | 最終更新日: 2006年8月25日
これは出したパッチに不具合とセキュリティホールがあって、修正したから当てなおしてくれと言う他とはちょっと違ったアドバイザリです。
マイクロソフトは 8 月 23 日 (水) にマイクロソフト セキュリティ情報 MS06-042を再リリースすることをお知らせしました。しかし、最終テストで発見された問題のため、マイクロソフトは 2006 年 8 月 23 日には MS06-042 を再リリースすることができませんでした。2006 年 8 月 25 日、マイクロソフトは Internet Explorer 6 Service Pack 1 用の改訂版の更新プログラムが、広範囲に配布されるにあたり、適切なレベルを満たすことを確認するためのテストを完了しました。
2006 年 8 月 23 日、また、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用される可能性があるという内容の公開された通知を認識しました。マイクロソフトはこの脆弱性の調査を完了し、この脆弱性に関する情報を追加し、さらに Internet Explorer Service Pack 1 用の改訂版の更新プログラムが利用可能となったことをお知らせするためにマイクロソフト セキュリティ情報 MS06-042 を更新しました。
このときの不具合は、このパッチを適用したWindows 2000 SP4あるいはWindows XP SP1上のIEで,HTTP 1.1プロトコルと圧縮を使っているWebサイトにアクセスすると,IEが不正終了してしまうと言うものですが、Windows 2000 SP4/XP SP1以外つまりWindowsXP SP2になっているはずの「V2初級編合格者」は影響を受けません。
その時点で私は「関係無いね」と追跡を止めたのですが、その後「脆弱性が悪用される可能性があるという内容の公開された通知を認識」と言う事態に。
ただしこれはHOTFIX島田さん によると
- これはバッファ・オーバーランの脆弱性
- MS06-042の古い修正プログラムを適用したIE6 SP1が影響を受ける
- 攻撃者は、リモートで任意のコードを実行できる
- 攻撃が成功するには、ユーザーがローカルにログオンしている必要がある
- 攻撃に成功した場合、攻撃者はローカルにログオンしているユーザーと同じ権限を得る
- 実証コードや攻撃例はまだ確認されていない
とのことですのでやはりWindowsXP SP2には関係ありませんし「ローカルにログオンしている必要がある」と言う時点で外部からの攻撃には使えません。パッチがセキュリティホールを生んでしまったと言うとんでもない話しに仰天はしましたが、結果は事実上の危険性はありませんでした。
ただし、問題のパッチは非常にやっかいなセキュリティホールを含んでいるのでこれも今回の対象にします。
(918899) (MS06-042) 公開日: 2006年8月9日 | 最終更新日: 2006年9月13日
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム
Internet Explorer が特定のレイアウトの配置をされた HTML を解釈する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者は、ユーザーが Web サイトを表示した場合にリモートでコードが実行される可能性のある特別な細工がされた Web ページを作成することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
雑感:MS06-042 IEの累積パッチ
「HTML のレイアウトおよび配置のメモリ破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-3450: XP-SP2でも緊急 他はXP-SP1以前のみ緊急
問題を緩和する要素:Web 問題を緩和する要素: 制限付きサイトゾーン
問題を緩和する要素:テキスト表示
回避策:Web 回避策 - テキスト表示
注: この脆弱性がアクティブ スクリプトのない場合に悪用される可能性は否定できず、また、アクティブ スクリプトを使用することで、悪用される可能性が非常に高くなります。そのため、Windows Server 2003 上でも、この脆弱性の深刻度が「緊急」と評価されました。
IE「高」でも出し抜かれるかもしれないと言う非常にまれな例です。
Server サービスに影響を及ぼす公開された悪用コード 公開日: 2006年8月12日 |
Server サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (921883) (MS06-040) 公開日: 2006年8月9日 | 最終更新日: 2006年9月13日
ゼロディアタック
セキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていました。
問題を緩和する要素 はファイアウォールです。どのプラットフォームでも「緊急」ですが、しかし「初級編」合格の人ならこれでやられることはありません。
ファイアウォールによる最善策および標準のファイアウォールの既定の構成により、ネットワーク境界の外部から行われる攻撃を防ぎ、ネットワークを保護することができます。
Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される 公開日: 2006年7月18日
ゼロディアタック
今度はPowerPointにパッチ未公開のセキュリティ・ホール,攻撃ファイルを確認 2006/07/14
Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (922968) (MS06-048) 公開日: 2006年8月9日 | 最終更新日: 2006年10月26日
問題を緩和する要素:Office系 回避策 - Office系
「緊急」であるのはOffice2000の場合だけです。
Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される 公開日: 2006年6月20日 | 最終更新日: 2006年7月12日
Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (917285) (MS06-037) 公開日: 2006年7月12日 | 最終更新日: 2006年7月13日
ゼロディアタック
このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていました。
問題を緩和する要素:Office系 回避策 - Office系
「緊急」であるのはOffice2000の場合だけです。
Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される 公開日: 2006年5月23日 | 最終更新日: 2006年6月14日
ゼロディアタック
Wordの脆弱性突いた新たなゼロデイ攻撃 2006年05月20日
「Word」にゼロデイ脆弱性--すでに日本政府機関が被害に 2006.5.22
Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (917336) (MS06-027) 公開日: 2006年6月14日 | 最終更新日: 2006年7月13日
問題を緩和する要素:Office系 回避策 - Office系
「緊急」であるのはOffice2000の場合だけです。
問題を緩和する要素・回避策を類型化すると
結局のところ「問題を緩和する要素」も「回避策」もたったこれだけです。(カッコ内は出現数)
このうち、「問題を緩和する要素: 制限付きサイトゾーン」はHTMLメールを用いた攻撃の場合ですが「初級編合格」なら問題はありません。Windows Update さえきちんとやっていれば、たとえWindows98であってもOutlook Expressは6.0SP1になっています。Office2000を使っていたってOffice 2000 SP3アップデート はとっくに済んでいるはずです。つまり昔の「Outlook2000 SR-1 アップデート: 電子メール セキュリティ 」のセキュリティ強化は済んでいて、HTMLメールは「制限付きサイトゾーン」で開かれます。
「ファイアウォール」も「V2初級編」の話ですね。ここに来る前に済みです。
「問題を緩和する要素:Office系」「回避策 - Office系」も・・・・、おっと、Office2000の場合はOfficeUpdateをやってるだけではダメですね。Office2000の場合だけ「最大深刻度 : 緊急」と言うゼロディアタックが10件の内5件、半分を占めました。2006年度に限定して言えば、ここが最大の弱点です。がOfficeXP以降の人にはあまり関係はありません。
Office 2000 の人は 「Office ファイルを開くときに確認するツール」をインストールすることによってOffice文書を開く前に、[開く]、[保存] または [キャンセル] の確認が行われるようする必要があります。
「問題を緩和する要素:テキスト表示」「回避策 - テキスト表示」、これはメールでの攻撃の場合だけですが攻撃の回避に役立ちます。「V2初級偏」には含めませんでしたが「V2中級編」ではぜひお勧めします。問題はセキュリティホールだけではありませんので。
最後に残るのは「問題を緩和する要素:Web(6)」「回避策:Web(6)」です。
これが悩ましいところですね。悩ましいと言うのは出来ないと言うことではなく「V2中級編」の範囲に含むのはつらいと言うものです。これはやはり「上級編」の課題としましょう。
すると、セキュリティホール対応の面から見た「V2中級編」の追加項目は、
Office 2000 の人は 「Office ファイルを開くときに確認するツール」をインストールすることによってOffice文書を開く前に、[開く]、[保存] または [キャンセル] の確認が行われるようする。
メールを受信するときにはHTMLメールも「テキスト表示」にする。
それがOutLookで出来る人はOffice2003以降。それ以外の人はOutlook Expressは6.0SP2でと言うことになります。それ以外のメーラーですか? そういうのを探しまわって設定をするような人は「中級」かなぁ? スキルとしてはもっと上じゃないですか?
まあOutlook Express6.0SP1やOutlook2002以降と同等の「添付ファイル制限」があるなら良いです。どれがそうなのか私は調べていませんが。
問題を緩和する要素・回避策の記述詳細
問題を緩和する要素:Web
- Web ベースの攻撃のシナリオで、この脆弱性が悪用されるには、その悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。 攻撃者は、悪意のある Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。 その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせ、その Web サイトにユーザーを誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。
- 攻撃者がこの脆弱性の悪用に成功した場合は、ログオンしているユーザーと同じ権限が攻撃者に取得される可能性があります。 コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
- 既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」 (英語情報)と呼ばれる制限されたモードで実行されます。このモードでは、ActiveX および アクティブ スクリプトが既定で無効にされるために、この脆弱性が緩和されます。
問題を緩和する要素: 制限付きサイト ゾーン
- 制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、アクティブ スクリプトが使用されないようにすることにより、この脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。 しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があります。
- 既定で、Microsoft Outlook Express 6、Outlook 2002 および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。 また、Outlook 98 および Outlook 2000 は、Outlook 電子メール セキュリティ更新プログラム がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018 がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。
回避策:Web
- (問題の有った特定の) ActiveX コントロール が Internet Explorer で実行されないようにする。主にKill Bit をレジストリのコントロールに設定
- インターネットおよびローカル イントラネット ゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する
- Internet Explorer をインターネットおよびイントラネットゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログを表示するように構成する、またはActiveX コントロールを無効にするよう構成する
- Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する
別パターン:以下のような別パターンもありますが、内容的に同じなので同一とみなします。
- (問題の有った特定の) ActiveX コントロール が Internet Explorer で実行されないようにする。主にKill Bit をレジストリのコントロールに設定
- Internet Explorer をインターネットおよびイントラネット ゾーンで アクティブ スクリプトが実行される前にダイアログを表示するように構成する、または アクティブ スクリプトを無効にするよう構成する
- Internet Explorer をインターネットおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログを表示するように構成する、または ActiveX コントロールを無効にするよう構成する
- インターネットおよびローカル イントラネット ゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する
問題を緩和する要素:Office系
- Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性の悪用を意図した** (Officeファイル)が含まれる Web サイトをホストしていることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーに提供されたコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトはこの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。攻撃者は、悪意のある Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、通常、ユーザーに自分のサイトに接続するリンクをクリックさせ、その Web サイトにユーザーを誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。
- この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は行われません。
- Office 2000 用の Office ファイルを開くときに確認するツールをインストールおよび使用しているお客様には、文書を開く前に、[開く]、[保存] または [キャンセル] の確認が行われます。 Office ファイルを開くときに確認するツールの機能は Office XP および Office 2003 に組み込まれています。
回避策 - Office系
- 信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った ** (Officeファイル)を開いたり、保存したりしない
問題を緩和する要素:テキスト表示
- この脆弱性が悪用される電子メール ベースの攻撃で、電子メールをテキスト形式で読み取っているお客様については、この脆弱性による危険は低いです。その代わり、この脆弱性が悪用されるには、ユーザーにリンクをクリックさせ悪意のある Web サイトに誘導するか、または脆弱性が悪用される可能性のある添付ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。
- 既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」 と呼ばれる制限されたモードで実行されます。このモードは Outlook Express について電子メールによるこの脆弱性の悪用を緩和します。この理由は電子メール メッセージをテキスト形式で読み取ることは Outlook Express の既定の構成であるためです。
回避策 - テキスト表示
- HTML 形式の電子メールを経路とする攻撃からコンピュータを保護するために、Outlook 2002 またはそれ以降のバージョン、および Outlook Express 6 Service Pack 1 またはそれ以降のバージョンを使用している場合、電子メール メッセージをテキスト形式で表示するよう設定する。